CPAPを使用されている方でキャンプを始める際の懸念として、キャンプでCPAPを使うことができるのかという事があると思います。
そういったときに役に立つのが「ポータブル電源」です。
ポータブル電源はそれ自体が小さな発電所のようなものでして、スマホや扇風機、電源容量が大きいものでは冷蔵庫も動かすこともできます。
ポータブル電源はキャンプだけではなく、災害時のように停電したときにも非常に役に立つ製品です。
この記事では、CPAP歴7年の薬剤師かつキャンプ歴5年で毎回CPAPをキャンプに持って行っている私が、キャンプにおススメな「ポータブル電源」をご紹介します。
CPAPの効果や使用感などはこちら(内部リンク)をご覧ください。
この記事で分かること
- 現在CPAPを使用しており、これからキャンプを始める方に
- 適切なポータブル電源の選び方と
- おススメのポータブル電源をご紹介します!
どういったポータブル電源を選べばいいの?
CPAPを動かすことができるポータブル電源をどうやって選んだらよいのかご説明します。
使いたい電気製品の消費電力(W)を確認する
CPAPの消費電力がどれくらいかを確認することで、必要となってくる電気容量が分かります。
スマホであれば充電する際に使用するACアダプターのW(ワット)数を確認します。他の家電でも同様に説明書などを見ていただきW(数)をご確認ください。
私が所有しているCPAPでは上記のように80WのACアダプターを使用しております。
しかしずっと80Wで動いている訳ではなく、上の写真では4Wになってますが定常状態では0~5Wの間を行ったり来たりしておりました。
必要となるポータブル電源の電気容量(Wh)を確認する
ここで以下の公式に当てはめて、必要となってくる電気容量(Wh)を確認します。
Whとは〇Wの家電を1時間(h)動かすことができる電気容量という意味です。
ポータブル電源容量(Wh)=使う電気製品の消費電力(W)×使いたい時間(h)÷0.8
0.8という数字は充電するときのロスと考えてください。
5W×8h÷0.8=50Wh
一晩(8時間と仮定)使うには50Wh以上の製品であれば大丈夫と分かりました。
災害時の電気復旧までの時間について
CPAPをポータブル電源で使用したいシーンの一つに災害時による停電時もあるかと思います。
経産省の調査資料によりますと停電からの復旧には概ね二日以内と公表(参考:東京ガスHPより)されております。
そのため二日間はしのぐことができる電気容量をもつポータブル電源を選びたいですよね。
500Wh以上の電気容量のある製品だと安心
これまでのご紹介で、CPAPだけを一晩使用するには50Whが必要であり、災害時などの停電の復旧までには概ね2日間ほどかかるケースが多いとご理解いただけたと思います。
他にもスマホやパソコンなどを充電したりすることを加味しますと、500Whくらいの製品を選んでおくことをおススメします!
おすすめのポータブル電源①~BLUETTI EB70S~
BLUETTI EB70Sは716Whの容量と800Wの定格出力により、これ一台でスマートフォンの充電からPCや冷蔵庫まで動かすことができます。
BLUETTI EB70Sの特徴
主な特徴は以下の5点です。
- コンパクトタイプの電源として使いやすい電源量と出力であり、キャンプや防災などにも活用できる。
- 6種類の外部出力があり、最大12台のデバイスに同時充電が可能。
- 5つの充電方法があり、家庭コンセントからは最短3時間45分で充電完了。
- 電池残量などが分かりやすい大画面パネルで、充電入力やAC出力もボタン操作可能。
- より安全で安定性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。充放電サイクルは2,500回以上。
仕様 | 型番 | Bluetti EB70S |
容量 | 716Wh | |
定格出力電源 | 800W | |
重量 | 9.7Kg | |
外形寸法 | 320×217×222mm | |
保管環境温度 | 0℃-40℃ | |
入力 | AC充電 | 12V-28V Max200W |
ソーラーパネル充電 | 12V-28V Max200W | |
カー充電 | 12V/24V | |
出力 | AC出力100V Max700W(最大瞬間電力1400W) | 4 |
DC出力 12V/10A,Max 120W | 2 | |
シガーソケット12V/10A Max 120W | 1 | |
USB-A出力 5V/3A | 2 | |
USB-C PD3.0 Max 100W | 2 | |
ワイヤレス充電 Max 15W | 1 |
バッテリー容量
BLUETTI EB70Sの電源容量は716Wh(ワットアワー)です。
Whとは、BLUETTI EB70Sの場合、716W(ワット)の消費電力の機器を、1時間(h:アワー)動作させられる電気容量がありますという意味になります。
では実際にCPAPが、どれくらい使えるかご紹介させていただきます。
CPAPの稼働時間
さきほどCPAPの消費電力を5Wとお伝えしましたが、これから716WhのBLUETTI EB70Sでの稼働時間は下記のように約115時間と分かります。
716Wh×0.8÷5W=114.56h
これなら他にスマホ充電などを併用しても安心して2日間使うことができますね。
定格出力
BLUETTI EB70Sの定格出力は800Wです。
定格出力とは、家電やACアダプターに記載されているW(ワット)数のことであり、その製品が必要とする電気消費量になります。
確認方法としては使用したい電気製品の消費電力を確認して、その値がポータブル電源の定格出力以内であれば問題なく使用できます。
今回のCPAPは、ACアダプターを確認して80Wと分かったので問題なく使用できますね。
充電方法
BLUETTI EB70Sの充電方法は、以下の4種類に対応しております。
- AC充電(コンセント充電)
- ソーラーパネル充電
- カー充電
- 発電機充電
家庭用コンセントからのAC充電は、最短で3時間45分でフル充電することができます。
また本体を充電中しながらデバイスへの給電も可能ですので、電池切れを起こしたくない時も安心ですね。(パススルー充電対応)
さらにカー充電にも対応してますので、キャンプに行く際や災害時に車から充電するといったこともでき、これ一台でいざという時の安心感にも繋がりますね。
出力端子について
BLUETTI EB70Sの出力端子は、以下の6種類に対応しております。
- AC出力×4(コンセント出力)
- ワイヤレス充電×1
- USB-C×2
- USB-A×2
- DC5521ポート×2
- シガーソケット×1
最大12台のデバイスと同時充電が可能であり、AC電源が4つも付いております。
またUSB-Cは2つともPD3.0に対応しますので100Wまでの急速充電が可能です。
スマホはもちろんですが、ノートパソコンをキャンプに持ち込んでワーケーションという事もできますね。
さらにワイヤレス充電にも対応してますので、充電ケーブルを持って行かずカンタンにスマホやイヤホンの充電もできます。
BLUETTI EB70Sの口コミ
良い口コミ
・リン酸鉄リチウムだから長く使え、放電も少ない上、安全性も高い。
・車中泊時にポータブル冷蔵庫や電気毛布、扇風機が一晩使える安心の容量である。
・石油ファンヒーターや冷蔵庫がなんなく動き、冬場の停電などの災害時にも安心。
小物充電中#BluettiEB70s pic.twitter.com/NmYK3FMUdX
— maa@決してキャンプアカではありませんw (@yasijaa) October 8, 2022
こんな感じで同時に複数のデバイスを充電できるのも大容量ポータブル電源の強みですね。この方は5台のデバイスを充電しているようです。
購入された方は、716Whの容量やリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した安心感や2500回以上の充放電などが決め手になっている方が多いです。
また接続端子数の多さやソーラーパネル充電ができる点を評価されている方も多数いらっしゃいました。
悪い口コミ
・重さが女性の私には重いと感じましたが、少しの移動なら問題ないです。
・充電するためのACアダプターのファンの音が少しうるさいです。
重さに関しては、キャンプに行く際や災害時の自宅使用などがメインかと思います。
そのため車や自宅内での短い距離での持ち運びとなりますので、重さはそこまでの問題にならないという口コミもありました。また格納式のハンドルが付いてますので、女性でも持ち運びしやすいといった口コミがありました。
充電時の音は、カタログ上は55dBと小声で会話をするくらいとなってます。どうしても気になる方は、違う部屋で充電するなどで対応可能という口コミも多数ありました。
【BLUETTI JAPAN】 公式サイトはこちらおすすめのポータブル電源②~PowerArQ2~
PowerArQ2は500Whの容量と300Wの定格出力により、これ一台でスマートフォンの充電から扇風機やポータブル冷蔵庫まで動かすことができます。
PowerArQ2特徴
PowerArQ2の特徴は以下の5つです。
- 急速充電可能なワイヤレス充電とUSBタイプCがあり、PowerArQ2を給電しながら機器を充電でき、車のシガーソケットやソーラーパネルからも充電できる。
- AC出力の周波数切り替え(50/60Hz)ができ、消費電力を抑えた使用が可能。
- 2年間のメーカー製品保証がついている。
- 折り畳み式のハンドルと重量が6.2㎏と持ち運びに便利である。
- カラーバリエーションが6色(チャコール・レッド・ジェットブラック・スノーホワイト・コヨーテタン・オリーブドラブ)展開しており好きな色を選べられる。
仕様 | 型番 | PowerArQ2 |
容量 | 500Wh | |
定格出力電源 | 300W | |
重量 | 6.2Kg | |
外形寸法 | 260×191×195mm | |
保管環境温度 | -10-45℃ | |
入力 | AC充電 | 12V-40V 最大10A |
出力 | AC出力100V Max300W(最大瞬間電力450W) | 2 |
DC/シガーソケット出力 9.6V‐12.6V/10A | 1 | |
DC/5.5㎜(5521)9.6V‐12.6V/3A | 2 | |
USB-A出力 5V/3A(二口合計) | 4 | |
USB-C 5V/3A, 9V/3A,12V/3A15V/3A, 20V/2.25A | 1 | |
ワイヤレス充電 5W/7.5W/10W | 1 |
バッテリー容量
PowerArQ2の電源容量は500Wh(ワットアワー)です。
繰り返しになりますがWhとはPowerArQ2の場合、500W(ワット)の消費電力の機器を、1時間(h:アワー)動作させられる電気容量がありますという意味になります。
では実際にCPAPが、どれくらい使えるかご紹介させていただきます。
CPAPの稼働時間
さきほどCPAPの消費電力を5Wとお伝えしましたが、これから500WhのPowerArQ2での稼働時間は下記のように約80時間と分かります。
500Wh×0.8÷5W=80h
これなら他にスマホ充電などを併用しても安心して2日間使うことができますね。
定格出力
PowerArQ2の定格出力は300Wです。
こちらも繰り返しになりますが、定格出力とは家電やACアダプターに記載されているW(ワット)数のことであり、その製品が必要とする電気消費量になります。
先ほどCPAPのACアダプターは80Wとお伝えしましたが問題なく使用できますね。
充電方法
PowerArQ2の充電方法は、以下の4種類に対応しております。
- AC充電(コンセント充電)
- ソーラーパネル充電
- カー充電
家庭用コンセントからのAC充電は、6~7時間でフル充電することができます。
また本体を充電中しながらデバイスへの給電も可能ですので、電池切れを起こしたくない時も安心ですね。(パススルー充電対応)
さらにカー充電にも対応してますので、キャンプに行く際や災害時に車から充電するといったこともでき、これ一台でいざという時の安心感にも繋がりますね。
出力端子について
PowerArQ2の出力端子は、以下の6種類に対応しております。
- AC出力×2(コンセント出力)
- ワイヤレス充電×1
- USB-C×1
- USB-A×4
- DC5521ポート×2
- シガーソケット×1
最大11台のデバイスと同時充電が可能であり、AC電源が2つ付いております。
またUSB-Cは45Wまで充電が可能です。
スマホはもちろんですが、ノートパソコンをキャンプに持ち込んでワーケーションという事もできますね。
さらにこちらの製品もワイヤレス充電にも対応してますので、充電ケーブルを持って行かずカンタンにスマホやイヤホンの充電もできます。
公式サイトはこちらからまとめ
CPAPを使用する際におススメのポータブル電源について2機種ご紹介しました。
両機種ともコンパクトサイズにも関わらず大容量の電池容量と豊富な接続端子があり、これからポータブル電源を購入される方に非常におススメです。
BLUETTI JAPANでは、正規店で購入された場合の保証期間がお買い上げ日から24カ月あります。またBluetti.jpから直接購入した商品に対しては、30日間の返金保証もありますので、購入した後に気になる点が出てきた時も安心ですね。
現在ホームページからの購入ですと63,800円と21%のタイムセールを実施(2022年11月13日現在)してますので、購入を検討されている方は、この機会を活用してみてください。
PowerArQ2に関しても現在ホームページからの購入ですと保証期間が1年延長の3年となるサービスとLINEのお友達追加で3,000円オフクーポンの配布も現在(2022年11月13日現在)しております。
両機種とも初めてポータブル電源を購入される方にとって間違いないのない一品となってますので、どちらを購入しても失敗はありません!
この機会に購入をご検討ください。
本日の内容は以上になります。それでは!
つまずき君